160年前のロシア熱は、症状の記載からおそらくコロナウイルス感染症だったのではないかと推測されています。その当時は、感染予防対策のみで終息まで6年かかったとのことです。
https://www.nikkei.com/article/
https://www.nikkei.com/article/
上の記事では、アメリカ前CDC局長は共存できるようになるまで最低3年かかると予想、下の記事では、100年前のスペインかぜで「スペインかぜ疲れ」から、その記録すらほとんど残っていないという事実が報告されています。
http://idsc.nih.go.jp/disease/sars/
SARS重症急性呼吸器症候群の時は、1年弱で終息が宣言されました。あの時とは、今回のコロナウイルスは違いますね。AIを使って、数理モデルにて収束時期を予想する研究などあります。アメリカでは公共交通機関など利用時のマスク着用義務についての法律的な議論がなされています。法律で判断していいのか、専門家の判断だけに委ねていていいのか。
時々刻々と事態は変動しています。現場は、ただただその変化に臨機応変に適応し続けていくというのが現実的な立ち位置になると思います。そこに個人のどうありたいかという態度を擦り合わせる。組織としての判断も、コミュニケーションの中から適宜、判断を変えながら、その時のベストを積み重ねる。
出口を意識しながらも遠くに気を取らわれすぎずに、足元をしっかり見て、一歩一歩前に進む。こんな抽象的な表現が、今のわれわれが置かれる状況なのでは。
今日も 花が咲き 腹がへる