骨を削る時によく使うダイヤモンドバーの先端の使い方について、その単純な理屈について説明します。井須先生曰く、「腹で削る」を数字で説明してみます。 せぼねの手術で使うドリルは、先端にボールがついています ...
手がブレない、脳神経外科領域でのその究極は血管外科の吻合術にあります。今回触れるのは、手振れ補正の入り口にある骨を削る場面での対策についてです。わたしの採用する方法は初心者向きです。確実ですが、かっこ ...
サッカー選手ですと、パスが得意な人、ドリブルが得意な人、ディフェンスが得意な人、シュートが得意な人とそれぞれに持ち味、こだわりがあります。外科医にもこだわりがあります。わたしはドリルの使い方にこだわり ...
先週、手術の数値化1「骨研削の数値化」で、人とロボットの違いに触れました。今回は、手術の数値化のもう一つの柱、「有限要素法による除圧効果の検証」について説明します。 もともと有限要素法(Finite ...
現在進行中の研究テーマ「手術の数値化」には、柱が2本あります。「骨研削の数値化」と「有限要素法による除圧効果の数値化」です。今回は、この2本柱のうち「骨研削の数値化」について簡単に紹介します。有限要素 ...
現在、せぼねの手術では、2社のナビゲーションシステムが利用されています。その用途は、骨にスクリューを入れる位置決めのサポートです。マーカーを赤外線で検知して、位置情報を提供するシステムです。モーション ...
開発では、工学部の方とご一緒します。研削の計測ではロボットを一緒に動かします。工学部の皆さまは、ロボットを基準としたXYZ軸でスッと動作の内容がイメージできるのですが、わたしは考えないと対応できません ...
外科医の技を言葉ではなく、数字に置き換える。それにより、教育効果が向上する、人からロボットに技を伝承できる。その試みは、この計測から始まりました。 記録によりますと2019年2月23日に自宅で実施して ...