• 手術の数値化・視覚化から、人をもっと深く知る。

開発研究

第15回日本ロボット外科学会

2023年2月2日(木) 名古屋国際会議場 領域別シンポジウム:ワークショップ脳神経外科(WS-4)   「脊椎手術ロボット開発の現状と展望         脊椎内視鏡手術用シミュレーターとロボットマ ...

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わが国のせぼねの内視鏡手術の歴史

せぼねの内視鏡手術は、日本では2002年に始まりました。当時使われた内視鏡は2種類でした。20年経った今、日本で使われている内視鏡の種類は開発中のものも含めると大きく分けて5種類、増えています。この分 ...

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ドリル指南 2、研削効率①

骨を削る時によく使うダイヤモンドバーの先端の使い方について、その単純な理屈について説明します。井須先生曰く、「腹で削る」を数字で説明してみます。 せぼねの手術で使うドリルは、先端にボールがついています ...

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ドリル指南 1、手振れ対策

手がブレない、脳神経外科領域でのその究極は血管外科の吻合術にあります。今回触れるのは、手振れ補正の入り口にある骨を削る場面での対策についてです。わたしの採用する方法は初心者向きです。確実ですが、かっこ ...

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せぼねの手術の歴史

1934年、LOVE法が報告されたのが、せぼねの手術の歴史の始まりです。あと12年でせぼねの手術の100周年を迎えます。これまでの歴史を、手術器械の発展に注目しながら振り返ってみます。 1934年、ラ ...

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大好きな研究テーマ:ドリルの使い方

サッカー選手ですと、パスが得意な人、ドリブルが得意な人、ディフェンスが得意な人、シュートが得意な人とそれぞれに持ち味、こだわりがあります。外科医にもこだわりがあります。わたしはドリルの使い方にこだわり ...

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先進ロボット手術開発学講座について

2022年4月から浜松医科大学には、先進ロボット手術開発学講座(Department of Developed Studies for Advanced Robotic Surgery)が設置されまし ...

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内視鏡手術の他分野への応用

開発を進める上で重要な要素の一つが、その技術の公共性です。開発者はどうしてもその技術の持つ特殊性に目が行ってしまうのですが、公共性のある技術だけが、社会で生き残れるという宿命にあります。今日は、内視鏡 ...

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手術の数値化2 有限要素法

先週、手術の数値化1「骨研削の数値化」で、人とロボットの違いに触れました。今回は、手術の数値化のもう一つの柱、「有限要素法による除圧効果の検証」について説明します。 もともと有限要素法(Finite ...

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わたしの医工連携

わたしの医工連携は、ドリルの先端にかかる力の測定から本格化しました。静岡大学工学部の機械工学科、酒井・静研究室がもう丸3年、わたしの研究を物心ともに支え、導いてくれています。 酒井先生とは、3軸動力計 ...

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